消費者金融業者から自宅に電話を掛け続けられたり、手紙を開けられて身内にばれる方が多くいると思います。
また会社に電話を掛けられ続けて会社にばれるだけでなく、会社を首になった方も珍しくありません。
StartupStockPhotos / Pixabay本当であれば、借金を隠し続けることはオススメできませんが、ばれたらどうしようと考えすぎるあまり何に対しても手が付かず、日常生活に支障をきたすほどの状況になっているのでしたら、ばれにくくする方法があります。
電話攻撃と集金を封鎖する方法
あまりに単純で「えっ」と思うかもしれませんが、電話がかかってきた時にばれにくくする方法は携帯電話に出ることです。
業者はあなたに取立てをかける順番が、
1、自宅
2、携帯電話
3、会社
4、入金を促す通知を送る
5、集金(電話で連絡が取れなくなった場合)
と通常決まっています(貸金業規正法で決まっている)。
そこで、まずあなたが業者に電話をして携帯電話に掛けるようお願いします。
そして、必ず携帯に電話がかかってきた時にでれば良いのです。
これだけで自宅や会社に連絡がいくのを防げます。
もし、電話に出れなかった場合も、すぐに掛けなおすようにすれば、他の連絡先に電話が行く前に止められる可能性もあります。
あなたが希望する場所以外に連絡がいくのは、あなたと連絡が取れないからです。
連絡が取れて入金の約束が出来る、もしくは次の連絡を取る約束が取れれば通常業者は連絡してきません。
それならこの事実を逆手にとって連絡を携帯でいつも取ればよいのです。
そしたら自宅や勤務先に連絡の行きようがありません。
単純ですがこれでばれにくくなります。
携帯で連絡が取れているので、他に連絡する必要がなるのですから。
もし、約束をしているにもかかわらず、約束の時間前にまた業者が電話してきた場合は
「約束しているにも関わらずその時間前に連絡してくるのは嫌がらせですか?もしそうなら財務局にその事実を報告させていただきます。」
と主張し追い払いましょう。
どちらにせよあなたに連絡が取れない場合に色々な場所に連絡をしてくるのです。
あなたが延滞している場合は連絡が取れるまで業者は何度も色々な所に電話してきます。
このひつこい電話で身内や会社にばれるのです。
それに、業者の味方をするわけではありませんが、延滞しているのに連絡が取れないのはルール違反ですし、それはどうかと思います。
取引をしているのは事実なので遅れる旨をきちっと連絡するべきです。
こちらがルールを守っているからこそ、取引の中でこちらの言い分も後ろめたくなく主張することができるのです。
めんどくさくてもきちっと誠意を見せて連絡を取るべきです。
その上で少しでも脅しや嫌がらせを受けた場合は主張すればよいのです。
そうすれば業者もビックリして引いていくでしょうし「あなたが言うことはもっともだ」と言い返すことが出来なくなるのではないでしょうか。
以上のことを実践するために、あなたも携帯を変えた時はすぐに業者に報告しましょう。
これだけでもばれにくくなりますし、通常は電話で連絡が取れているのに集金にも行きません。
連絡が取れているのにもかかわらず「今から行くから待っとけ!!!」などとわけのわからないことを言ってくる業者は財務局や本社に報告し、さらに録音しておくなど証拠もとっておいて、あなたの債務整理をする時に有利になるように使いましょう。
言い方は悪いですが、要はあなたが業者を操ればよいのです。
消費者金融各社は財務局にめっぽう弱いので、うまく利用してルール違反を撲滅するだけでなく、交渉に自信のある人は状況によって自身の債務整理に利用しましょう。
但し、やはり相手はプロなので自分で交渉するのは難しいことは理解しておいて下さい。
また、もしあなたが返済が少しでも遅れそうな場合は延滞する前に連絡を入れておくと電話がかかってきた時に出れないという事態になる前に先手を打てますからこれもひとつの方法です。
業者との約束の時間に電話に出られそうに無ければ、前もって連絡を入れておくと完璧です。
業者が約束の時間前に電話してくるのは嫌がらせでもあなたが約束の時間前に電話して先手を打っておくのはあなたの業者への誠意でもあると受け取られるので良いでしょう。
同じようなことを繰り返し言っているようですが要は連絡が途切れないように先手を打ち、もしもかかってくる時は携帯電話に掛けてもらい必ず出ることで、業者があなたとしか連絡を取れない状況を作ればよいのです。
補足知識としてお伝えしておきますが、現在の貸金業規正法では勤務先に電話する時はあなたの許可を必要とするとしています。
しかし、「勤務先に電話することを許します」という文面を契約書に入れている業者もあるようです。
だからといっておとなしくせずに「勤務先には電話するなど聞いていないし電話をしないで欲しい。」と主張しましょう。
これもひつこい場合は証拠を残し、本社や財務局にクレームを入れてやめさせましょう。
もう1つ補足ですがもし、業者が上記の取立ての順番を守らなかったら法律違反なので証拠を残しておきましょう。
そして、同じように本社や財務局にクレームでやめさせましょう。
あなたが訴えれば業者は言い逃れが出来ない法律違反をしていることになるのですから。
もし、私が消費者金融で働いている時にこのような証拠があり財務局にでも言われたらと考えただけでも恐ろしいです。
私が責任を取るだけではなく、消費者金融業はイメージ的にもマスコミの的になりやすいので仮に話題にでもなろうものなら財務局も見るに見かねて営業停止処分を下すなんてことが起こったら。
あぁ 恐ろしい・・・。
すべてをうまく操作するのは難しいでしょうがそんな恐ろしい知識をあなたは持ってしまいました。
あなたが何も知らないと思って嫌がらせをしてくる業者に対して対抗できる手段を手に入れたのです。
まさに爆弾です。
取り扱いには注意しましょう。
手紙攻撃を封鎖する方法
これも単純で「えっっっ!」と思われるかもしれませんが返済が遅れそうな時は郵便局で局留めしてもらえばいいのです。
これで、あなたの自宅に請求のハガキや手紙が直接くることはありません。
指定地域の郵便局に行けばすぐに手続きできます。
局留めとは郵便局があなたの自宅へ届く予定の郵便物を2週間預かってくれるというものです。
その間の空いた時間にでもあなたあての督促状を取りにいって処理をすればいいのです。
これだけでもかなりばれにくくなるはずです。
もし、あなたが身内にばれることを危惧しすぎて何日も何も出来なくなるくらいなら局留めして気楽な気持になって、前向きに借金をなくす方法を検討するほうがよいでしょう。
以上、身内にばれにくくする方法をお伝えしましたが、大切なのは表面的に取り繕うだけではなく借金の整理をきっちりと行うことです。
そのことは忘れてはいけないことです。
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