送別会での挨拶【送る側・送られる側例文】

送別会のシーズンが到来しました。

送る側・送られる側それぞれにおすすめの挨拶例文をご紹介します。

送別会では、感謝の気持ちや思い出、今後のエールを伝えることが大切です。

どんな言葉を選ぶかで、印象に残る挨拶になります。

ここでは、送る側と送られる側の立場に分けて、心温まる挨拶例文をご提案。

また、挨拶のポイントや注意点も併せて解説します。

挨拶を通じて、深い絆を感じる送別会にしましょう。

送別会の挨拶は、新たなスタートに向けたエールや、過ごした時間への感謝を伝える機会です。

ぜひ参考にして、心に残る挨拶を行い、送別会を盛り上げてください。

送る側も送られる側も、印象的な挨拶で、最後の思い出を彩りましょう。

【2023年】おすすめ送別会での挨拶【送る側・送られる側例文】

By: chiaki hayashi

退職や転勤などで行われる送別会ではどんな流れで、どんな挨拶をすればいいのでしょか？

調べてみました。

送別会の流れ

1　開会宣言
2　送り手側による簡単な退職者の略歴と人柄紹介等
3　乾杯
4　食事・宴会・歓談
5　送り手の「送別の言葉」
6　記念品授与など［←定年退職の場合。定年退職以外は省略の場合あり］
7　花束贈呈など［←結婚退職／寿退社や、定年退職の場合など。他は省略の場合あり］
8　退職者の挨拶（主役＝送られる人の挨拶）・スピーチ
9　万歳三唱など［省略の場合あり］
10　閉会宣言
　　

※太字を主に例文・例題を交えてご紹介します。

開会宣言

送別会の開会宣言　文例　例文　

司会の方

それではこれより、Ａさんの送別会をはじめます。

送り手側による簡単な退職者の略歴と人柄紹介等

By: Ryosuke Sekido

送り手側による簡単な退職者の略歴と人柄紹介等　文例　例文（定年退職編）

まずはじめに、◯◯部の山本部長より、Ａさんについてのご紹介をいただきます。

※退職者と同じ職場の上司が、簡単に主役の略歴と人柄を紹介します。

Ａ君は1990年に入社され、◯◯工場、◯◯工場、とずっと現場一筋でがんばってこられました。
2000年からは現職につき、後進の指導にあたってこられましたが、このたびめでたく定年を迎えられ、◯月◯日をもちまして退職されるはこびとなりました。

本日はＡ君のこれまでのご功労に敬意を表し、今後のご健勝とご発展をお祈りするために、同じ職場の皆さんにお集りいただきました。
どうか皆さん、今夜は時間の許す限り、高橋君にこれまでの感謝の気持ちを伝えて下さい。

以上、定年退職の例文です。

中途退職や寿退職などの場合も同様、上司の方が簡単な紹介をします。

乾杯のあいさつ

By: wiley lu

送別会の乾杯の挨拶　文例　例文

送別会の時に、乾杯を任された時の例題です。

参考にしてください。

送別会の乾杯の挨拶！！（転勤編）

Ａさんご栄転おめでとうございます。
新任地に行かれましても、お身体に気をつけてご活躍下さい。
またどこかの支店でご一緒することがあるかもしれませんが、その時はよろしくお願いします。

それでは、Ａさんのご健勝とご活躍をお祈りし、皆さんのご多幸と株式会社○○のますますの発展を祈念いたしまして、乾杯！

※最後は「乾杯！」と言って杯をかかげます。

送別会の乾杯の挨拶！！（中途退職編）

Ａさん、大変お世話になりました。
これからも、お身体に気をつけてご活躍下さい。
それでは、Ａさんのご健勝とご活躍をお祈りしまして、乾杯！

※退職の理由が伏せられている場合には、無難に激励の言葉を述べます。

送別会の乾杯の挨拶！！（寿退社）

Ｂさん、お疲れさまでした。
少し早いですがご結婚おめでとうございます。これまでお世話になり有難うございました。
それではＢさんの末長いお幸せとご健勝を祈念いたしまして、乾杯！

送別会の乾杯の挨拶！！（定年退職）

Ｃさん。長い間いろいろと教えて頂き、誠にありがとうございました。
僭越ではございますが、乾杯の音頭をとらせて頂きます。ご唱和をお願いします。
Ｃさんの長年業務に精励して来られました功績に敬意と感謝を表し、今後のご健勝とご発展を祈念致しまして、乾杯！

 送り手の「送別の言葉」挨拶

By: chiaki hayashi

送り手の「送別の言葉」挨拶　文例　例文（定年退職）

 ※ 主役と接する機会が最も多かった人物、または主役の業務を次に引き継ぐ人物などがいいと思います。

Ａさん。 長い間お世話になり、本当にありがとうございました。

私は入社時に○○工場で、当時、製造部門で活躍しておられたＡさんに管理方法のイロハを一から教えていただきました。

職場では非常に厳しい上司として、作業者への管理方法、報告書の書き方などをみっちり叩き込まれました。

今の僕があるのもＡさんのお蔭です。心から感謝しております。

その後の異動で、ずっと別々の職場におりましたが、ご縁があって、こうしてまたＡさんと机を並べて、最後の一年間をともに過ごすことができました。

このたびめでたく定年を迎えられ、退社されることは本当に名残り惜しく、まだまだ教えて頂きたいことが沢山あるような気がいたします。

今後も変わらぬ 後進の指導をお願い申し上げると共に、どうか健康に留意され、お元気でご活躍ください。 今まで本当にお世話になりました。ありがとうございました。

例文は定年退職の場合ですが、中途退職・寿退職・転勤も同様に基本的には

●シンプルに自分が言われて嬉しい言葉を伝える。

●相手と自分との具体的なエピソードを入れる。

●最後今後に向けて希望がもてる言葉を入れる。

エピソードはあまりに長くならないようにしましょう！送る側としって感謝の気持ちをしっかりと伝えましょう！

退職者の挨拶

送られる側　挨拶　例文　文例　（転勤編）

「本日はお忙しい時期にもかかわらず、私のためにこのような盛大な送別会を開いていただき、

厚く御礼申し上げます。

この度、私は○○月○○日付けで○○へ異動致します（異動致しました）。

この5年間、なんとか無事に全うできたのは、ひとえに○○さん（上司）はじめ、

皆様のご協力の賜物と深く感謝しております。

異動先では新しい気構えで、職務を全うする覚悟です。

それにより、これまでの皆様の支えに、少しでも報いることが

できればと存じます。異動先では皆様からいただいた貴重なご教訓を支えにして、

新しい生活を進めていく所存です。

部署（支社）は変わりますが、同じ会社の中ですから何かとお世話になることもあるかと存じます。

これまで同様に、機会あるごとにお付き合いを賜りたくお願い申し上げます。

送られる側　挨拶　例文　文例　（中途退社編）

この度、○○月○○日をもちまして○○社を退職致します。

振り返ってみますと、（心に残っているエピソードなど）を通じ、○○年の長きにわたり

お世話になったことは忘れられない思い出です。

公私共に絶大なるご指導、ご鞭撻により、大過なく過ごせました事を本当にありがたく存じます。

退職後は（退職後の予定を言える範囲で簡潔に）に努めていく所存です。

最後に、皆様のご健康とご多幸をお祈りしつつ、僭越ながら、このような言葉を

皆様に贈りたく存じます。

（贈る言葉の例）『人の前に道はなくとも、踏み出したその一足が道となる』

これからもお互いに切磋琢磨し、共に励んで参りましょう。

長い間、本当にありがとうございました。

こちらも同じく

●シンプルに自分が言われて嬉しい言葉を伝える。

●自分と職場で具体的なエピソードを入れる。

●今後に向けて希望がもてる言葉を入れる。

●お礼

を頭に入れて文章を作れば間違いありません。

 まとめ

送別のお祝いでは、お別れを悲しむのではなく、

相手の新しい人生の門出を祝うような言葉が感動をよぶと思います。

エピソードはあまり長くならないようにしましょう。送られる側として気持ちのよい挨拶をしましょう。

参考になったでしょうか？立つ鳥濁さず！長すぎず、あっさりしすぎず、聞こえが良い送別会の挨拶にしてくださいね！！