タッチフォーヘルス・キネシオロジーのESR法というテクニックを使うと、ストレスが消え、脳が活性化するそうです。この方法はおでこに手を当てるだけという簡単なもの。
過去における不愉快なこと、苦しいことは左後部の脳に蓄積されているそうです。これをおでこに手をあてるだけで左前の脳にエネルギーが流れ、前頭葉が機能し始めて、冷静で創造的な気持ちになれ、前向きに打開策が浮かんできます。これによって、ストレス蓄積の根源である左後部の脳の支配から脱することができるそうです。ストレスが溜まった時はお試し下さい!
(以下、引用)
「ストレスは条件反射する」
馬鹿げたことだとわかっていても条件反射するのです。例えば、あなたがゴルフを池のある難しい練習コースで学んだとしましょう。
普通、池を越すのは蒸すかしく、池の中にボールは落ちてしまいます。そして別の日に本コースに行くことになり、そこで同じように大きな池のあるコースに出会い、新品のボールを失うのを恐れ古いボールを使用するとします。
すでに過去のストレスの悪影響を受けた選択をしています内心ではどうせ失敗するだろうと思っているのです。似たような経験をしてはいませんか?
過去の不愉快なパターンの奴隷になっている限り、私たちは自分の限界を超えられない。過去において苦い経験をすると、二度とそういう経験をしたくないので、似ているというだけで避けようとするのです。
意識では心を開こうとしているのに、気がついたら心を閉ざしてしまうのです。過去のストレスパターンの奴隷になって多くのことを回避しながら今を生きることになるのです。
過去にとらわれず状況判断するためには…
- 前脳をもっと活用→もっとスムーズに右脳を活用できる!
- おでこに手を当てる→全脳が活性化!
- 右脳と左脳の統合を促進→全脳(=ONE BRAIN)実現!
ストレスを隠し持つ左後脳 CIAにはご用心!
左後脳にCIA(アメリカ秘密中央情報局のことではありません)と呼ばれる箇所があり、日本に今流布している脳の研究所にはほとんど紹介されていませんが、とても重要な役割を果たすことがわかったのです。
そこでは、苦痛・恐怖・苦痛への恐怖を扱います。
苦しいことがあるとどのように対処しますか?苦しみを乗り越えて、いっそう元気に生きていければそれに越したことは無いのですが、自分尾の処理能力を超える苦しみを経験した場合にはそうもいきません。
そんな場合、我々は「忘れる」という手を使うのですが、「忘れる」というのは「苦しみがなくなった」ということではありません。ただ「奥に隠した」にすぎないのです。
そして二度と同じ苦しみを味わわないですむように、自動防御装置を働かせるのです。似たような苦しみ体験が近づいてきたら心を遮断して制御するのです。その機能を果たすのがCIAです。
それは我々を助けてくれるのですが、一つ大きな欠点があります。CIAはその苦しみ体験に対するパターン認識しかできないのです。過去のストレスをもとに現在の行動に制限をかけるのがCIAの働きです。
ストレスを解除する前脳
右脳と左脳の統合 全脳 ワンブレインをはかる左後脳のCIAのしはいから脱却するには、感情抜きで冷静な思考ができる脳の機能を働かせる必要があります。
その機能をもつのが前脳なのです。そして前脳を活性化するには、おでこ(前脳)に手を当てるだけでいいのです。おでこに手を当てると、CIAの支配からかなりの程度脱却できて、前脳(前頭葉)の機能が中心となって働くのです。
さらに前脳で左側と右側がつながるので、後脳の左脳と右脳がつながることになるのです。右脳の前後はつながっていますから、左後脳支配から脱して、右脳が活性化するのです。
左脳の後脳→左脳の前脳→右脳の前脳→右脳の後脳へとエネルギーが流れるようになるのです。こうして脳の全体が活性化されます。左後脳の支配から脱することができるのです。
これでストレス解消の原理はお分かりいただけたでしょうか?要約するとストレス(=恐怖回避パターン(は左脳後部に保持され、同じ痛みを経験しないように、よく似た「しきり(見えないストレス)=心の壁」に出会うと避けて通ろうとするのです。
今はまったく新しい状況であり、もはや、「しきり(=見えないストレス=心の壁)」は存在しないのだと、実感してもらうために、意識を前脳に集めればよいのです。
おでこに手を当てるだけでそれは可能になるのです。
【タッチフォーヘルス・キネシオロジー】
心の健康を取り戻すESR法(ストレス解消法)
タッチフォーヘルス・キネシオロジーの中に「心の健康」を取り戻すESR法というテクニックがあります。ESR法はおでこに手を当ててストレスを解消するテクニックです。
ESRの基本は指で軽くおでこに手を当てて、その部分から脈が来るかどうかを感じてもらうのです。
ストレスがいっぱいになっているときはなかなかおでこの左右の脈を感じることができませんが、しばらくすると脈が感じられるようになります。
では、なぜおでこに手を当てておくことでストレスが解消されていくのをご説明していきます。
おでこの部分には人間の脳の中でも一番進化した「前頭葉」という人間らしさを司る脳があります。
しかし、前頭葉がストレスをいっぱい感じている時は、生き延びるための防衛本能である「戦うか逃げるか」だけしか考えられない後頭葉に血が集まります。
また、否定的な感情でいっぱいの時には耳あたりにある「側頭葉」という脳に血が集まり周りが見えなくなります。
おでこに手を当ててストレスを解消するESR法は「前頭葉」に十分な血を集めて前頭葉の機能を活性化させます。
前頭葉が活性化すると冷静な思考ができるのです。
そして、創造的なアイデアが湧いてきたり、困難の打開策をひらめいたりします。
仕事場や学生生活の中でさまざまなプレッシャーやストレスを感じている時、おでこに手を当てるだけで気持ちが落ち着き、冷静な判断ができるのでストレスを感じる状況にも的確に対処できるようになります。
【ESRの体験談とやり方】
タッチフォーヘルス(筋肉テストを使った身心の調整・健康法)に出会った当初、ESR(エモーショナル リリース テクニック)を知りました。これは、おでこに手を当てるだけでできるストレス解消法です。
はじめは 信じられない というより、あまりにも簡単すぎて馬鹿馬鹿しい、という気持ち。
自分は身心を変えるために、在る程度の身体能力が必要なボディワークや、フェルデンクライスのような繊細で小難しい運動をしてきて、その場でももちろん効果が
あるけれど、相応の継続力やなんらかの努力は必要、と思い込んできたので、努力も練習もほとんど必要のないそれに対して物足りなさを感じたのです。
だから、しばらくはやる気にもならなかったのだけれど、どうしても腑に落ちないできごと、腑に落ちたくない)感情があって思い出しては泣いて
いたので、試しに額に手を当ててみることにしました。
一番簡単なのは手のひらを額に当てる方法ですが、正確には、
- 目の真上、おでこの少し出っ張った部分に軽く手を当てます。右と左に対称に当てます。そして、おでこに脈が感じられるのを待ちます。
- ストレスがいっぱいのときは脈がなかなか来なくて時間がかかります。でもそのうち必ず感じられるようになります。
- 左右の脈が同調したら終了。
ひとは否定的な感情がいっぱいのとき、側頭葉に血液が集まるようです。
しかし、おでこに手を当てることで、そこへ充分な血液が送り込まれ、前頭葉が機能し始めると、冷静で創造的なきもちになれたり、打開策が浮かんだりするそうです。
このように、ESRで気の持ちようを切り替えることができます。
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