お洒落なインテリアとしても注目されているサボテン。
Unsplash / Pixabay育てるの簡単っていうけれど、なんだかんだで枯らせてしまう人も多いようです。
育て方に不安がある方も多いのでは。
初心者さんがサボテンを育てるのにおさえたいポイントを紹介します。
サボテンとは?
植物学的に、サボテン科に属するものを指します。
しかし、最近けっこう流行っている「多肉植物」も含めて、サボテンと呼ぶことが多いです。
サボテンの身体は、多くが水でできてるそうです。
水を貯えておける植物なので、お水をあげなくてもその貯えできちんと生きていけるのです。
逆に、水を与え過ぎてしまうと、貯えきれずに腐ってしまいます。
又、貯えがなくなったら萎れます。
水をあげる時は、よく観察して、状態を見て、お水をあげることが重要です。
簡単に言えば、水が欲しい時は、姿が痩せていて、貯えがいっぱいの時は太っています。
サボテンの置き場所
サボテンも植物です。
当然ながら光合成します!
ですから光が全くないと生きられません!
光が当たらない場所で育てれば、ヒョロヒョロとして、葉っぱの色も抜けてしまいます。
サボテンの水やり
一般的に言われる「サボテンは水をほとんどあげなくてもいい」ってのは嘘です!
サボテンは、雨期と乾期がハッキリとした気候で育つので、短い雨期にたっぷりと水分を取って、生育するんです!なので、生育中はしっかりとお水をあげなくてはならないのです!
お水をあげる時は、サボテンの頭からあげて、鉢の中にお水が行き渡って、底から流れだすくらいにあげます。
ただ、刺や綿毛がある種類のコは、
お水をあげる時に、刺が傷んだりしちゃうので、土に直接あげるんですって!
季節別のサボテンの水やり
サボテンの春の水やり
サボテンがもっとも生長する季節が春です。
ポイントとしてサボテンが成長しているかどうかの判断は、成長点と言われる サボテンの頭のてっぺん辺りにある部分が他の針と違う色になって、なんとなくみずみずしくなっていると生長中です。
これ見分けるの難しいって思うかも知れませんが、よく観察していると簡単にわかるようになります。
季節によって写メしておくといいかもしれません。
そのくらいの季節から、徐々に水やりを増やしていきます。
5日~10日に一度くらいのペースで、土の表面が乾いてから2、3日後くらいがいいでしょう。
鉢底からお水が流れ出すくらい、たっぷりとお水をあげます。
根も呼吸をすると言いますが、たっぷりとお水をあげることで、土の中の空気も入れ替わってよいそうです。
サボテン 梅雨の水やり
サボテンがもっとも体調を崩しやすい季節です。
日本の梅雨は湿度が高いので、土がなかなか乾きません!
生育も鈍ってくるので、お水は減らしてあげます。
梅雨の晴れ間を利用して、そのタイミングでお水をあげます。
晴天が続きそうなタイミングだけにします。
くれぐれもあげ過ぎには注意です!
サボテン 夏の水やり
実は、サボテンがもっとも苦手な季節なのです。
自生地では昼と夜の温度差が激しいので、日本の夏は過酷な環境らしいです。
サボテンは、温度差があるときに成長します。
温度差がない時期は、あまり水分を必要としないようです。
お水をあげるのも少し控えます。
だからと言って、せっかく成長した細かな根っこを枯らしてしまわないように、お水をあげます。
鉢の中を乾燥でカラカラにしない程度のお水はあげましょう。
目安として、10日~20日に一度くらいのペースです。月2、3回って感じです。
すくすくと育っている場合は積極的にお水をあげても問題ありません。
サボテンの秋の水やり
サボテンが、暑い夜から開放され、休眠していたサボテンちゃんたちも再び生長する季節です。
この季節は、春と同じで、昼と夜の温度差が出てくるので、水やりを少し増やします!
春と同じ感じですが、春より少し少なめの7日~12日に一度くらいのペースです。
しかし、次に来るのは、冬なので水のあげすぎに注意です。
気温が低下してくると生育も鈍ってくるので、水やりも減らします。
土の表面が乾いてから1週間から10日後くらいが目安です。
サボテンの冬の水やり
サボテンの生長が、最も鈍くなる季節。
冬になると昼間でも気温が上がらないので、サボテンは、ほとんど生長しないです。
なので、当然ながらお水は控えめに!
よく晴れた日中に、15~20℃前後のお水をあげます♪
冷たすぎるお水はNG。
冬はサボテンの体温を下げないようにするために、頭からお水をあげないようにします。
水やりは、
20日~30日に一度が目安!
月に1、2回、土の上部1/2から1/3が湿る程度に。
最適な水やりをしましょう!
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