タバコを吸いたい?吸いたくない?どっち?
「あなたは吸いたいのですかそれともやめたいのですか?」
実は、禁断症状(離脱症状)が嫌だから「吸いたい」と言っているだけで、
本当は、
「あなたはタバコをやめたい」
のです。
何を今更と思うかも知りませんが、これをしっかりと肝に銘じておくことは大切なことです。
タバコがもたらす禁断症状はいつまで続くのか
「禁煙して2年たった後でもまた吸い始めてしまった」なんて聞くと、
禁煙の成功とはどれだけ難しいのかと思ってしまいますがこれも大きな勘違いです。
ニコチンは3~4日程度でほとんど体の中から消えてしまいます。
それ以後は「あの強烈な気持ち悪さ」をほとんど感じることがなくなります。
感じても弱いものがたまにやってくる程度です。
そして、7~10日程度であなたの体の中のニコチンはキレイになくなってしまいます。
ですから、もしそれ以降に再び吸い始めるのなら、これはすべて心理的な要因になってくるのです。
一番多いのが「禁煙できたのだから一本くらい」という心理です。
タバコの目的は禁断症状を出すことですから一本でも吸えば禁断症状は出ます。
麻薬みたいなものです。
で、そのときにまずく感じたとしても、「もう少し何本か吸えば美味しく感じるはず」という心理が働きます。
タバコのもたらす開放感を記憶しているため、そのように考えてしまうのです。
そのうち、禁煙前の状態に戻ってしまいます。
一本を試す必要はありません
3日後、もしくは1週間後、あなたはもうニコチンの持つ気持ち悪さや束縛から解放されているのですから、一本を試す必要などどこにもありません。
また「いつでもやめれる」という考えで自分をごまかすのはやめましょう。
そうやって喫煙を再開するのはまったくもって無意味です。
つまり、禁煙は本来、短期決戦で終わるはずが長期戦になってしまっているのは
「あなたの考えひとつ」なのです。
けして何日も何日も「この気持ち悪さ」が続くわけではないのです。
一本吸ってしまった時
自分を責める必要はありません。
「1本でも吸ったら負け」という思い込みがあるなら捨てましょう。
禁煙は常に今から!
そう思っていましょう。
タバコを吸っても数時間でニコチンは消えます。
問題はニコチンに依存してしまっているあなたの脳なのですから。
満足感を得るためにニコチンの力を借り続けていたのに、突然ニコチンがいなくなるとあなたの脳は困ってしまうわけです。
だからといってニコチンを取り続けると、脳は怠けてしまいます。
少々ニコチン無しの状態を作って脳に目覚めてもらう必要があります。
脳が目覚めるときに、あの独特の空腹感に似た枯渇感・欠乏感・喪失感があるのです。
でも、心配しなくてもニコチンさえ抜けていけば脳は、ニコチンなんて必要がなかったことを思い出してくれます。
ということで
常に今から、禁煙を始めることが重要なのです。
コメント