タバコの恐ろしさを改めて考える
タバコが有害だということは以前から知られていますが、最近になって更に世界中で研究や調査が行われ、タバコの害が予想されていた以上に深刻だということが分かってきました。
日本人の死亡者の10人に1人はタバコによって亡くなっています。年間の死亡者数がおおよそ110万人なのでタバコで亡くなる人は約10万人ほどになってます。
まずこの厳然とした事実を知るべきなんです。
タバコによって老化が著しく進むということが、遺伝子が全く同じ一卵性双生児を対象にした研究で明らかになりました。
人生がつまらないのであれば、老化を促進するのもいいかもしれませんけど。。。
副流煙はさらに深刻です
フィルターを通していない生の煙を吸っているからです。
副流煙による年間の死亡者は1万人と推定されています。この数字は交通事故による死亡者約6千人を大きく上まってます。
また、子どものときに副流煙を吸うと脳の発達障害が起こることが知られている。
受動喫煙で肺がんリスクが2倍に。厚生労働省研究班
自分はたばこを吸わないのに夫が吸う女性は、夫も吸わない女性と比べ肺腺がんになる危険性が約2倍高まるとの疫学調査結果を、厚生労働省研究班(主任研究者・津金昌一郎国立がんセンター予防研究部長)が12日発表した。夫の1日の喫煙量が20本以上だと、リスクがさらに高まるという。
同センターの最新の推計値によると、2001年に肺がんを発症した女性は2万1000人あまり。別の調査では、肺がんの女性の約70%は非喫煙者とのデータもある。
調査をまとめた倉橋典絵・国立がんセンター予防研究部研究員は「分煙を進め、他人のたばこの煙を避けることが重要だ」と話している。
調査は岩手、秋田など全国8県の40-69歳のたばこを吸わない女性約2万8000人が対象。平均13年間の追跡調査で109人が肺がんと診断された。
このうち肺の奥(末梢部分)などにできる腺がんだったのは82人で、さらに夫が喫煙者、もしくは以前喫煙者だった女性は67人。統計学的な計算によると30人は受動喫煙がなければ肺腺がんにならずに済んだはずだという。
肺がんには最も発生頻度の高い腺がんを含め4種類あるが、肺がん全体でも、受動喫煙でリスクが高まる傾向があったという。(中日新聞)
肺がんについて
肺がんが治りにくい背景には、早期には症状が起きにくく、発見されにくいという特徴があげられます。また、肺門部にできるがんに比べ、肺野部(抹消部)のがんは、さらに症状が起こりにくいので厄介です。
最初に気付く症状は、咳や痰、血痰です。特に、一日にたばこを30本以上吸う人で、血痰が出た場合は危険信号ですので、早急に受診してください。呼吸困難、胸の痛みなどもみられます。
がんが進行すると、声がかれることもあります。声帯を動かす神経は肺のそばを通っており、がんがその神経を障害することがあるためです。また、大きくなったがんが食道を圧迫すると、食べ物や飲み物が喉につかえるようになります。
肺がんの早期の症状の多くは、風邪などでも起こる症状で、肺がんに特徴的というわけではありません。症状から肺がんを早くに発見することは困難ですので、ヘビースモーカーの方は特に、定期的な検査が重要となっています。
集中力 禁煙者 > 喫煙者
喫煙者は、ニコチンが切れるといらいらして集中力が低くなりタバコを吸うことで集中力が元に戻ります。
非喫煙者は、はなから集中力が低下しない分安定しています。
また、タバコを吸う人が禁煙に成功しますと集中力が増し、仕事の能率が上がるという研究結果も出ています。
よって非喫煙者に軍配があがります。
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