踊り子さんには手を触れないでください
【おどりこさんにはてをふれないでください】レビュー語
抑えられない自分を感じるとき、空も飛べるように思える時、おもいっきり走り出したいような衝動を感じるとき、人はそれを『青春』というのだろう。男は常に、心に痛みを抱えている。それは自分ではどうしようもできないもので、だからレビューを見に行くのだろう。そんな我慢できない、胸の高まりを抱えた男にむかって、マイクを持った司会者がいう語録。
女はバカなぐらいがちょうどいい
【おんなはばかなぐらいがちょうどいい】地雷語
自殺行為に等しい言葉である。まるで自ら死地をもとめて、死に花を咲かせようとする幕末のサムライに等しい行為であるといえよう。そんなことは思っててもいっちゃいけないのである。いや、思うことすらタブーであろう。そんな、前時代的な男尊女卑の頃の語録。
……違う、これじゃダメだ!
【ちがうこれじゃだめだ】職人語
真の職人が見ているのは、ただ一つ。それは「職人としてのこだわり」である。テクノクラートのプライドと自己の尊厳のすべてを、そこにうちこむのであろう。だから、本物の職人が作ったものには「魂がこめられている」とかよくいうのであり、ラーメン屋の主人は「ずんどう」をひっくりかえし、陶芸家は、焼きあがったばかりの「皿」を地面にたたきつけるのである。そういう語録。
NASAで開発された
【なさでかいはつされた】(テレビショッピング語)
テレビショッピングやセールス時などでに声高々に用いられる品質保証の語録。特に一見しただけでは良さが分からないものに使われる。また、NASAという響きにより価値観の判断基準をあいまいにすることが出来る。
こっちも商売でやってんだからさ
【こっちもしょうばいでやってんだからさ】(甘い顔はしません語)
借金の延滞などを懇願したさいに相手が用いる語録。万が一、こっちの願いが聞き入れられても何か犠牲を払う事を覚悟せねばならない。それが仕事なのである。
泣けばいいと思っている
【なけばいいとおもっている】(女は楽でいいよな語)
涙は女の武器とはよく言ったものだ。その涙で一発KO!シャンシャンである。そんな武器を使えない男が、女に嫉妬して使用する語録である。
口動かす暇があったら手を動かせ
【くちをうごかすひまがあったらてをうごかせ】(エネルギー集中語)
何かに追われ全てのエネルギーを手に集中させなければならないときに用いられる語録。
あまりに集中しすぎてそのうち手だけが別の生き物のように高速に動くようになる気がするの気のせいではないはずです。誰の体にも寄生獣が…
娘が一緒にお風呂に入ってくれなくなったんだよ
【むすめがいっしょにおふろにはいってくれなくなったんだよ】お父さんの哀愁語
嘆き語。それはお父さんにとって、予想だにつかない衝撃的な一言なのである。そんなベタ語。あんなに小さかった頃から、俺がお風呂にいれてきたのに………それが俺の役目だったのに………あの頃がいちばん可愛かったなぁ。なんてお風呂で一人、お父さんは思うのである。
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